アルネヤコブセンスーパーコピーの人気シリーズ、バンカーズからブラックフェイスのクロックが登場
アルネヤコブセンの人気シリーズ、バンカーズからブラックフェイスのクロックが登場
アルネヤコブセンの名作バンカーズクロックの新色
フリッツ・ハンセンなどで知られるインテリアからルイス・ポールセンに代表される照明、そして腕時計まで、北欧プロダクトデザインがひとつのジャンルとして評価を獲得し、デザイン好きのみならず、一般のユーザーからも支持を得ていることはいまさら説明するまでもないだろう。
しかし、なぜ北欧プロダクトデザインはこれほど日本人の感性にマッチし、魅力を感じてしまうのか。
その理由はいくつか考えられるが、まず生活空間と調和するデザインであるという点。日照時間が短く、家のなかにいることが多い北欧は、生活空間を快適にするために、家具、照明、雑貨など、日常生活のなかに上質なデザインを取り入れる文化を育んだ。デザインが極端に主張するのでは飽きやすくなるため、あくまでも生活に根ざした視点でデザインを捉え直し、違和感なくライフスタイルに取り入れるデザインを生み出しているのだ。
最もわかりやすいのが、北欧モダンデザインの父といわれるアルネ・ヤコブセンなど、巨匠が手掛けた作品だ。彼らがデザインした家具や時計は、バウハウス的なミニマリズムと、北欧のライフスタイルを土台にしたオーガニックなテイストが同居する北欧モダンデザインのまさに原型。
簡潔な意匠のなかに実用性を高める独自のアイディアを盛り込み、機能とデザインを両立させるスタイルは、まさに北欧デザインウオッチならではの美点といえるだろう。
今回、“ARNE JACOBSEN(アルネヤコブセン)”からリリースされるのは、巨匠アルネヤコブセンの最高傑作とも言われるデンマーク国立銀行を設計した際、トータルデザインに基づき家具や水栓器具等とともに手掛けたクロック“BANKERS(バンカーズ)”の新色。
現在、“BANKERS(バンカーズ)”はわずか2つしかオリジナルが現存していにないとされているのだが、その希少なオリジナルクロックを基にローゼンダール社とヤコブセンファミリーが監修して製作されたこだわりのプロダクトだ。
一見細長い棒状に見えるインデックスは、12個のブロックで構成され、ブロックの色をひとつだけ変えることで時間をグラフィカルに表現。優雅なスパイラルを描くデザインが、絶え間ない時の流れを表している。
新たに発売されるブラックフェイスの新作では、デザインはそのままに、文字盤の白・黒を反転させたことで、“BANKERS(バンカーズ)”の特徴であるスパイラルインデックスや、文字盤中央に唯一着色された赤がアクセントとしてより強調された。
シンプルながら存在感のある歴史的な作品として、壁掛け時計という実用性を超えてアート感覚で楽しめるプロダクトといえだろう。