2019年02月

希少なDUFA(ドゥッファスーパーコピー)の日本未発売モデルを

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希少なDUFA(ドゥッファ)の日本未発売モデルを

ドイツを代表するクロックメーカーの、腕時計コレクション

150年以上の歴史を持ち、1920年代にはクロックの製造で世界的にも名を馳せたドイツを代表するクロックメーカー、“DUFA(ドゥッファ)”。
昨今は、老舗クロックメーカーのDNAを受け継ぎながらも、ドイツ近代のプロダクトデザインを語るうえで欠かせない存在であるデザイン教育機関“バウハウス”のデザイン哲学を取り入れた腕時計コレクションを展開し、存在感を増している。
ただし、同社が展開するコレクションは、単にバウハウススタイルのミニマルで機能的なデザインなのではなく、近代デザインの発展に貢献した先人たちへのオマージュを込め、彼らにオマージュを捧げたデザインに仕上げているのが特徴だ。

日本未発売のレアモデルを、各10本限定で特別販売

今回取り上げたのは、そんな“DUFA(ドゥッファ)”が時計専門クラウドファンディングサイト、ウオッチメーカーズで発売を開始した特別なモデル。
モダニズムに影響を与えた、北欧の近代建築家“アルヴァ・アールト”に捧ぐパワーリザーブインジケーターを搭載した自動巻きモデルなのだが、なんとこのモデル。通常の時計流通では発売されていない、日本未発売のレアモデルなのだ。
最大の特徴といえるのが、その独特な表示機構だろう。

バウハウスの影響を感じさせるシンプルで見やすく無駄のないデザインをベースにしているのだが、12時位置にパワーリザーブインジケーター、3時位置に月表示、6時位置に日付け表示、9時位置に曜日表示と、文字盤の上下左右に小窓を設けてカレンダーやパワーリザーブを表示しているのだ。

時計のラインナップは、バウハウスが唱えた “色彩論(色の三原色)”に敬意を表しイエロー・シアン・マゼンタの3つのカラーバリエーションを製作。
D-5b
12時位置のパワーリザーブインジケーターと中央にセッティングした秒針のカラーリングを統一したことで、無駄を一切省いたシンプルな文字盤に、ビビットなカラーがアクセントを加えている。

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D-5a
ムーヴメントは日本を代表する時計メーカー、シチズン傘下のミヨタ社製の自動巻きキャリバーを採用。その中でも上位機種にあたるCal.9100を搭載しており、様々な機能を搭載していながら高い信頼性を誇る。
時計の裏ブタはシースルーバック仕様になっており、ブランドロゴをデザインしたオリジナルのローターの動きや、規則的に駆動するテンプの動きを楽しむことができる。
製造数の少ない日本未入荷モデルのため、現在この時計を手に入れることができるのは“ウオッチメーカーズ”のみ。ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

アルネヤコブセンスーパーコピーの人気シリーズ、バンカーズからブラックフェイスのクロックが登場

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アルネヤコブセンの人気シリーズ、バンカーズからブラックフェイスのクロックが登場

アルネヤコブセンの名作バンカーズクロックの新色

フリッツ・ハンセンなどで知られるインテリアからルイス・ポールセンに代表される照明、そして腕時計まで、北欧プロダクトデザインがひとつのジャンルとして評価を獲得し、デザイン好きのみならず、一般のユーザーからも支持を得ていることはいまさら説明するまでもないだろう。
しかし、なぜ北欧プロダクトデザインはこれほど日本人の感性にマッチし、魅力を感じてしまうのか。
その理由はいくつか考えられるが、まず生活空間と調和するデザインであるという点。日照時間が短く、家のなかにいることが多い北欧は、生活空間を快適にするために、家具、照明、雑貨など、日常生活のなかに上質なデザインを取り入れる文化を育んだ。デザインが極端に主張するのでは飽きやすくなるため、あくまでも生活に根ざした視点でデザインを捉え直し、違和感なくライフスタイルに取り入れるデザインを生み出しているのだ。
最もわかりやすいのが、北欧モダンデザインの父といわれるアルネ・ヤコブセンなど、巨匠が手掛けた作品だ。彼らがデザインした家具や時計は、バウハウス的なミニマリズムと、北欧のライフスタイルを土台にしたオーガニックなテイストが同居する北欧モダンデザインのまさに原型。
簡潔な意匠のなかに実用性を高める独自のアイディアを盛り込み、機能とデザインを両立させるスタイルは、まさに北欧デザインウオッチならではの美点といえるだろう。

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今回、“ARNE JACOBSEN(アルネヤコブセン)”からリリースされるのは、巨匠アルネヤコブセンの最高傑作とも言われるデンマーク国立銀行を設計した際、トータルデザインに基づき家具や水栓器具等とともに手掛けたクロック“BANKERS(バンカーズ)”の新色。
現在、“BANKERS(バンカーズ)”はわずか2つしかオリジナルが現存していにないとされているのだが、その希少なオリジナルクロックを基にローゼンダール社とヤコブセンファミリーが監修して製作されたこだわりのプロダクトだ。
一見細長い棒状に見えるインデックスは、12個のブロックで構成され、ブロックの色をひとつだけ変えることで時間をグラフィカルに表現。優雅なスパイラルを描くデザインが、絶え間ない時の流れを表している。

新たに発売されるブラックフェイスの新作では、デザインはそのままに、文字盤の白・黒を反転させたことで、“BANKERS(バンカーズ)”の特徴であるスパイラルインデックスや、文字盤中央に唯一着色された赤がアクセントとしてより強調された。
シンプルながら存在感のある歴史的な作品として、壁掛け時計という実用性を超えてアート感覚で楽しめるプロダクトといえだろう。

オーデマ ピゲスーパーコピーの新たなコレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」

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WATCH MEDIA ONLINEだけでも4本ものインプレッション記事があるので、基本的な情報は提示済みと考え、ここではあまり画像の出回っていないCODE 11.59のハイエンド・モデルの実機画像や、SIHH前日にル・ブラッシュで開催されたCODE 11.59の発表パーティなどついて触れておこう。

なんで「CODE 11.59オープンワーク」や「CODE 11.59 スーパーソヌリ」の実機画像がメディアにあまり出てないかというと、複雑なモデルになればなるほどサンプル数も限られてくるため、対メディアの取材ではパーペチュアル・カレンダーより上の機種は不在の現場が多かったのだ。




では、それらのサンプルはどこにあったのかと言えば、ブランドがブティックを通じてお付き合いのあるお客様がたのお部屋だ。
つまり、CODE 11.59の初年度生産分はブティック限定とされたため、しかも今年はオーデマ ピゲのSIHHラストイヤーなので、かなりのVIPがジュネーヴ入りしていたわけで、ユーザー・ファーストを徹底していこうというこの辺りにも、ポストSIHHを見据えた来年以降のブランド戦略の発露を感じる。
当WATCH MEDIA ONLINEは、メディアの端っこにはいるものの、ユーザーがメディア以上の情報をダイレクトに得られることは、むしろ歓迎すべきというスタンスでもある。

今回は幸運にも、メディアの立場として取材した後、あるブティック・ユーザーさまの同伴者というスタンスでVIPルームに潜り込むことにも成功したので、両社にとって斜め45度くらいのスタンスから(笑)、この記事を書くことができた次第である。


まずは1月12日をオーデマ ピゲの公式プレス・リリースで振り返ってみる。

 
″ 2019年1月12日、ル・ブラッシュ。
スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲは、オープンを目前に控えたミュージアム(Musée Atelier)で、新たなコレクションであるCode 11.59 バイ オーデマ ピゲを発表しました。
中国人ポップシンガー、ルハンやアーティストのケオラを含む120名のゲストが、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲの世界やその成り立ち、特色などに浸る旅を体験すべく、ル・ブラッシュに招かれました。



マニファクチュールの歴史に新しいページを記すCode 11.59 バイ オーデマ ピゲは、マニュファクチュールの遺伝子コードを体現する時計です。
CODEはChallenge(挑戦)、Own(継承)、Dare(追求心)、Evolve(進化)のそれぞれの頭文字を表します。

イベントに出席したオーデマ ピゲ取締役会会長のジャスミン・オーデマは、
「私たちオーデマ ピゲは、職人技の限界を超えようと常に自らに挑戦(challenge)し続けています。強固な独立精神のもと、ルーツや地域を継承(own)し、正確性と創造性を融合する追求心(daring)を抱いています。受け継がれてきた遺産に忠実に、伝統を維持し、時に塗り替えながら進化(evolve)を続けてきました。11.59は常に未来を目前に置く先進的な時計なのです。」と語りました。


古典の現代的な進化形であるこのコレクションは、クラシカルなラウンドウォッチにコンテンポラリーなひねりとある種のエッジを利かせながらも、ブランドが長い歴史の中で受け継いできた、型にはまらないフォルムやデザインランゲージをあわせ持っています。
コンプリケーション5つと最新世代のキャリバー6つを含む、13のリファレンスで成り立つコレクションは、オーデマ ピゲ史上最も重要な新作のひとつと言えるでしょう。




オーデマ ピゲCEOのフランソワ-アンリ・ベナミアスにとって、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲとは、何よりもまず人々の物語を意味するものです。
「このコレクションの技術面、またデザイン面の複雑性を、他にはないレベルにまで高めるため、新しい道具やスキル、技巧が必要とされました。人々の挑戦や、常に自らの限界を超えようと力を合わせて目的を貫く強い信念に従おうとする、ひたむきな時計師たちの情熱に満ちた物語を伝えてくれる時計です。」

コレクションの発表に合わせ、ダンスや光を用いたショー、ウィルフリッド・ブリモとMarshmallow Laser Feastが制作したキャンペーン映像の上映を含む、さまざまな芸術的パフォーマンスが行われました。


この映像は地域の自然景観に光を使ったインスタレーションを組み合わせることで、ジュウ渓谷に新しく創造的なアプローチをしたものです。映像の芸術的なコードからインスピレーションを得て、イベントでは時計の円形や八角形の構造のモチーフや、ザック・ヴァン・ビルジョンによるジュウ渓谷の赤外線写真をフィーチャーした広告キャンペーンのアイコニックなピンク色を用いたライティングが人々の目を楽しませました。


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コレクションの発表後、ゲストたちはブランドの友人であるミシュランの三ツ星を獲得したシェフ、エマニュエル・ルノーによる美食の宴と、トマ・ルーセルが指揮するオーケストラのパフォーマンスを楽しみました。




デンマークの建築事務所ビャルケ・インゲルスグループ(BIG)設計の未来的なスパイラルが特徴的なミュージアム(Musée Atelier)の内装もこのイベントで明らかになり、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲの発表にふさわしい会場となりました。 "




続いて、ハイエンドの実機。
自動巻きのフライング・トゥールビヨン。






そうそう、メディアにはなくユーザー・プレゼンテーションにあったこととして、実機を見る前に、実際のパーツを使用したマニファクチュールのプレゼンがあって、そこにはなんと(!)、ジュリオ・パピ氏が常駐していて・・・・!!!




3Dプリンタで製作したケースサンプル模型や風防やムーブメントまで、製造工程や特徴を見せ、モデルへの理解を充分に深めたうえでの"VIPルームご案内"となるのである。


では、「トゥールビヨン・オープンワーク」。







そして最後は、「スーパーソヌリ」だ。



締めくくりは動画での"音"で!!
過去のスーパーソヌリ同様、素晴らしいサウンドでした。

 

ブレゲスーパーコピー クラシック 5177 グラン・フー・ブルーエナメル

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18世紀、時計の文字盤に採用されたグラン・フー・エナメルに最初の熱狂を捧げたのはパリ社交界だったこともあって、当時のブレゲが持っていたエナメル技術の水準は、早くから完成の域にあった。

そこには、ヨーロッパのエマイユ技法の発祥地とされ、今でも焼き物と七宝で名高いリモージュの技術が大きく関係している。ヨーロッパ・エナメル史における時計文字盤の歴史を調べていくと、そこにはリモージュを起点としたいろいろと興味深い発見がある。だが、ここでその話を始めると長くなってしまうのでまたのちの機会とするが、ひとつ思うのは、18世紀からの歴史を継いでいる現在のブレゲのエナメル技術は、当たり前に凄すぎてしまうせいか、他ブランドが出すエナメル文字盤の時計ほど論評・評価されていない気がする。

アブラアン-ルイ・ブレゲがパリのシテ島に時計工房を開いた記念すべき年、"1775"の綴りかえであり、まさにブレゲ・クラシックの基幹モデルと言える「5177」に、今、グラン・フー・ブルーエナメル・モデルが登場する。

これを機に、"ブレゲのグラン・フー”にちょっとこだわってみたい。

まずはプレスリリースの引用から。

 


ブレゲの現行コレクションにおいて、「クラシック 5177」の新作は、“グラン・フー”エナメルに初めてブレゲ・ブルーを取り入れたモデルです。この独特のカラーは、現代的な印象を醸しながら、ブレゲのエレガントでシンプルな美しいスタイルを引き立てています。


バロック様式が隆盛を誇る18世紀にアブラアン-ルイ・ブレゲが好んだのは、ピュアで美しいデザインでした。彼のシンプルなスタイリングは、当然ながら時代のエリートたちを魅了することとなりました。2019年発表の新しい「ブレゲ クラシック 5177 グラン・フー・ブルーエナメル」は、基本的にブレゲのネオクラシック様式から想を得ながらも、今回はそこに新鮮なタッチを加えました。すなわち、ブルースティールのブレゲ針に通じるダイヤルの色です。それは、“グラン・フー”エナメルによる今までにない濃いブルーです。

 


ブレゲ・ブルー
ダイヤルのブルーは、ブレゲ針を青焼きする過程で得られる色合いを思わせます。ダイヤルの製造過程でそのような微妙な色を正確に作り出すために、顔料の開発に際して広範囲に及ぶ研究が必要でした。このブルーは、摂氏800度の炉で焼く間も完全に安定した色を保たなくてはならず、また、“グラン・フー”エナメルならではの独特の質感を生み出すことが求められました。

 

針は見やすくするために、スティールのブレゲ針にロジウム仕上げを施し、ブルーの背景からくっきりと際立つようにしました。同じように視認性を求めて、チャプターリングのアラビア数字や星、ダイヤモンド、百合のモチーフなどシルバー色にして、サイズも若干大きくしました。パウダーで微妙に象られたこれらのモチーフは極めて繊細に盛り上がっています。

日付カレンダーの数字も見やすさを追求して同様の手法が用いられています。日付が表示窓より一段下の暗く見える部分に位置するからです。そして、ブレゲのシークレットサインも同じくエナメルで6時位置に記されています。ブレゲは、エナメル・ダイヤルを採用するあらゆる時計に、かつてアブラアン-ルイ・ブレゲが書いた筆跡によるBreguetの銘を引き続き用いています。例えば、1787年に製作に着手したペルペチュエル・ウォッチ「ブレゲNo.15」に記されていたのと同様のものです。


美しい洗練されたデザインと高度な技術との完璧な融合
自動巻ムーブメント、キャリバー777Qで駆動する「ブレゲ クラシック 5177 グラン・フー・ブルーエナメル」は、センターセコンドと3時位置に日付カレンダーが備わる、シンプルで使いやすい機能をもったモデルです。このキャリバー777Qは、シリコン素材によるアンクルと脱進機のような先端技術が精度と信頼性を最大限に高める一方で、審美的な要素、とくに歯車の形状などは、18世紀末期にブレゲが製作したものを思わせます。

 

自動巻ムーブメントの特色を成すローターは、18Kゴールドにギヨシェ彫りの模様が施され、その姿を透明なサファイア・ケースバックから見ることができます。同様に、ムーブメントを構成する部品は、外部から見えるものも見えないものも、すべてブレゲ・マニュファクチュールの職人が面取りやペルラージュ、ブラッシング、コート・ド・ジュネーブといった技法を駆使して繊細に仕上げています。

 

キャリバー777Qを搭載するホワイトゴールドのケースには、側面にフルート装飾が施されています。ラグもブレゲ・スタイルを忠実に守ってケースにロウ付けされ、先端が丸いラインを描くラグにミッドナイトブルーのアリゲーターレザーストラップが装着されています。裏蓋には個別番号が刻まれ、それぞれオーナーだけが所有する固有の時計になります。

 

そしてオーナーは、時を超えたエレガンスを愛する現代のブレゲ愛好者のサインとして、自身の名を1780年から続くブレゲの台帳に登録することもできます。 ”

 


画像で見る限り、ブレゲ・ブルーは重厚で、他ブランドのブルー・エナメルとは一線を画しているようにも思える。
かつて、フランス王立の窯であったセーブルには、ブリュ・ド・ロワ(国王の青)と呼ばれる、国王以外の使用が禁じられた青色があった。しかもその色を生み出すための配合は、それを握っていた科学アカデミー総裁エローの死とともに失われたとされている・・・、なんていう逸話を思い出す。
ま、現在のブレゲのダイヤル製造はたぶんスイス産ではないかと想像するが、(もしかしたらフランス産ということもあるやもしれないが)、これを機に、"ブレゲ・エナメル"についても勉強してみたい。

とりあえずは、本作の実機のダイヤルをキズミで拡大して見たいものである!!

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【技術仕様】
BREGUET CLASSIQUE 5177
(RÉF. 5177BB/2Y/9V6)

 

Case :
18Kホワイトゴールド、ケースバンドに繊細なフルート装飾、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)。ケース径38㎜、ケースのロウ付けされたラグとネジ留め式バー。3気圧(30m)防水。

Dial :
“グラン・フー”炉焼きブルーエナメルダイヤル、Breguetのサイン。ブレゲ数字によるチャプターリング。センターセコンド。3時位置に日付カレンダー。ロジウム仕上げスティールのブレゲ針。

Movement :
自動巻。キャリバー777Q、コート・ド・ジュネーブの装飾、番号とBreguetのサインを刻印。径12リーニュ、26石。55時間パワーリザーブ。18Kゴールド製ローターに手彫りギヨシェ模様。ストップセコンド機能。シリコン製のガンギ車とアンクル。シリコン製ひげゼンマイ。4個の調整スクリューを配したブレゲ・テンプ。振動数4Hz(毎時28,800振動)。6姿勢調整済み。

ユリス・ナルダンスーパーコピー、航海の情熱を凝縮したハイエンド・モデル「 マリーン メガヨット」を発表~世界30本限定!

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ユリス・ナルダン、航海の情熱を凝縮したハイエンド・モデル「 マリーン メガヨット」を発表~世界30本限定!
マリーン メガヨット ウォッチ、
出航に備えよ!

 

どんな旅でも、船出は重要な瞬間です。
ユリス・ナルダンは、多様な技術と波が掻き立てる感情を組み合わせ、
スケルトン仕様とエレガントな構成によってムーブメントに遊び心を表現した
フラッグシップモデルに出会う旅へと誘います。

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ラグジュアリーなメガヨットの精神を踏襲するユリス・ナルダンの新作「マリーン メガヨット」ウォッチは、世界30本限定製造のプラチナ製モデルで、最先端のプロペラを模したキャリッジを備えたフライングトゥールビヨンが特徴です。

メガヨットのコンセプトに共鳴するこのタイムピースは、文字盤に立体的な“グラン・フー”エナメルをあしらい、波をかき分けて進む船首を表現しています。洗練された潮位計にはきわめて正確に再現した月を描き出し、12時位置のウィンドラス(錨を揚げたり投下する機械)に取り付けられたアンカーは上下運動によってパワーリザーブを表示します。

 


“マリーン メガヨット”と名付けられた最新コンプリケーションモデルはユリス・ナルダンが2016年に発表した「マリーン グランドデッキ トゥールビヨン」からの派生モデルであり、「マリーン」コレクションの伝統と1846年の創業以来、ユリス・ナルダン マニュファクチュールが守り続ける航海とそれにまつわるものすべてへの情熱を継承しています。
これまでのモデルがヨットと高級ライナー(定期船)の世界を讃えるものであった一方で、新作「マリーン メガヨット」はコンテンポラリーな高級船舶を所有するオーナーに捧げる作品です。
この特別なタイムピースの中心部には、船を象徴する様々な要素が配され、そのすべてが世界の海での実用に耐えうるように丁寧に制作されています。

この素晴らしいクリエーションは、ユリス・ナルダンならではのアバンギャルドなデザインによって、海にまつわる最高の物語を紡ぎ出し、航海の華麗なる世界のコンテンポラリーな精神を具現化しています。
本作は世界30本限定製造のプラチナ製モデルで、1846年の創業以来、セーラーたちに向けて航海に特化した時計を作り続けるマニュファクチュールによる真のフラッグシップモデルといっても過言ではありません。また、大きめのサイズは、手首に遊び心あふれるエレガンスを演出します。

 

 

いざ、船出のとき
このモデルは直径44mmサイズで、ネモ船長に憧れる現代の冒険家のために特別に考案されたものです。
極めて緻密に3D再現された高級船の船首がまるで霞の中から浮かび上がるようにホワイトゴールドの水面から姿を現し、超写実主義的に描かれた“グラン・フー”エナメルの海の波間を進んでいきます。

 

また、最高の性能を保証するため、フライングトゥールビヨンを搭載しています。時計と航海の世界の結びつきを強調するため、フライングトゥールビヨンのキャリッジにはプロペラの装飾があしらわれていますが、そのブレードは最新世代のヨットの最高性能を保証するために特別に仕上げられています。

 


更に、針のデザインはマニュファクチュールがこれまでに供給してきた航海用の伝統的なタイムピースからインスピレーションを得たもので、文字盤に描き出された情景の上を、まるで灯台の灯や水平線に浮かぶブイのように悠々と移動します。

 

ただし、このタイムピースは美を唯一最高の理想とはしていません。むしろ、唯美主義とは、かけ離れた位置にあります。
ユリス・ナルダン マニュファクチュールは、いつの時代も、セーラーたちの要求に技術的なソリューションを提供してきました。本作「マリーン メガヨット」において、ユリス・ナルダンは革新的な情報表示を採用し、世界各地の海岸で船を係留する際に最適なポイントを提供します。

 

ユリス・ナルダンでは、この時計に搭載する機械式手巻きムーブメント(トゥールビヨン)を制作するため、マニュファクチュールでも最高のウォッチメーカーを選抜し、革新的な複雑機構を自社工房内でデザインすることで世界的にも高く評価されているブランド、Christophe Claret(クリストフ・クラーレ)の時計職人たちと共に、確固たる信念を持って制作を進めてきました。
ケースバックから全体を眺めることができる革新的なムーブメントは、船体のエンジンルームから見えるエンジンをイメージしてデザインされています。

 

 

エンジンルームからの光景
このタイムピースの心臓部では、504個の部品からなる直径37mmの手巻き式ムーブメントが力強く鼓動しています。
このムーブメントは、トゥールビヨンが1時間に60回転(すなわち、60秒に1回転)することで、毎時21,600回の安定的な振動と80時間のパワーリザーブを保証します。
ムーブメントの第一の役割は、アナログ式の時刻表示と立体的なムーンフェイズ表示を提供することです。

 

また、特定の場所における潮位をリアルタイムで表示する機構に加えて、潮汐率の表示も備えています。
リューズを操作して、この機構を調整すると、この機構の位置がウォッチバンドの側面に設けられた開口部で計測されますが、その仕組みはChadburn Telegraphのスクリーンと同じものを採用しています。

 

時計製造技術があらゆる芸術的要素より優先されるため、アンカーには鋤の刃を模したコンテンポラリーなデザインを採用し、アンカーリングによってチェーンに連結されています。

 


こうした構造自体も装飾的な印象を与えるかもしれませんが、リューズを操作することでアンカーチェーンが動き、パワーリザーブを表示する仕組みが秀逸です。

 


また、ユリス・ナルダンでは、ミニチュアサイズのウィンドラスを可能な限り本物に忠実に再現し、12時位置に配しました。巻き上げ機構に連結する歯車の動きによって、時計の巻き上げが完了するまで、ウィンドラスがアンカーを巻き上げる様子が再現されます。

 

 


ここからは、アンカーについてのお話です。
このモデルのアンカー部分には、ユリス・ナルダン マニュファクチュールの伝統的なロゴがあしらわれています。アンカーは船と船員の安全に欠かせない重要要素の一つです。

 

本作では、アンカーは係留チョックから出ている印象的なチェーンによって接続され、文字盤上、12時位置の大きなウィンドラスに接続されているように見えます。


このタイムピースにおける要素はすべて、格別の遊具を持つ時計愛好家のためにデザインされたものであり、いつも身近にこのタイムピース(宝物)を携えることで、自身が所有するフラッグシップを思い出して欲しいという願いが込められています。

 


全速力で進め!
GPSシステムやその他の航海支援装置を使えば、六分儀とマリーンクロノメーターを使って海上での経度を計算する手間を省くことができます。そのため、ユリス・ナルダンの研究チームは、最先端メガヨットのオーナーたちがこの二つの代わりに何を求めるかを徹底的に検証しました。
このモデルの場合、その答えは、地球の衛星である月を3Dで正確に縮小再現したムーンフェイズ表示を時計に組み込むことを決めました。

さらに、驚異的なインパクトを与えるため、月の表面は極めて精緻なエングレービングによって実際の月面を忠実に再現しています。ムーンフェイズは二つの半球からなり、一つにはブルーのPVDを施すことで新月期を表現し、もう一つにはロジウム仕上げによって、太陽の照明効果を再現しています。


アニュアルカレンダーの調整には、巻き上げリューズを使用します。
ウォッチバンドの側面に設けられたウィンドウには、リューズの位置(S:針位置の調整/TM:潮位と月の位置の調整/W:ムーブメントの巻き上げ)が表示されています。

 

リューズを中央の位置に合わせて、反時計回りに回せば、ムーンフェイズと潮位の表示を調整することができ(リューズ1回転あたり4日間)、時計回りに回せば、現地の潮位に調整することできます(リューズ1回転がディスク0.25回転、すなわち9. 5時間に相当します)。


この作品は比類なきタイムピースであり、わずか30名の限られたオーナーをクルーの戦略通りの航海へと導きます。更に、ウォッチバンドの側面に設けられたプレートにオーナーの名前やモットーも刻印することで、唯一無二の時計へと昇華させることができます。

チャペックスーパーコピー、フォーブル・ド・クラコヴィコレクションにニューダイアル~サーモンがローヌ河を遡上!

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チャペック、フォーブル・ド・クラコヴィコレクションにニューダイアル~サーモンがローヌ河を遡上!
CZAPEK(チャペック)の最新コレクションFaubourg de Cracovie(フォーブル・ド・クラコヴィ)に、新しいカラー・バリエーションが追加されました。サーモン、シルバー、ブルーを基調としたダイアルは、スポーティでハイエンドのリストウォッチにさらなる刺激を与えます。
Faubourg de Cracovieコレクションから、4つのニューモデルが、ジュネーブの象徴的な通りであるrue de la Corraterie(コラトゥリー通り)にオープンしたCzapek & Cie.社のブティックオープンにあわせて発表されました。

新しいタイムピースは、ちょっと皮肉っぽいかもしれませんが、太平洋産の最高級でもっとも有名なサーモンの名称にちなんで、Chinook(チヌーク)、Coho(コーホー)、Sockeye(ソッカイ)、そしてKing(キング)と命名されました。(Chinook : キング・サーモン、Coho : ギンザケ、Sockeye : ベニザケ、King : キング・サーモン)。
このモデル誕生のきっかけは、サーモンのリコシェ・ギョーシェのダイアルに、ブルーの針とインデックスを備えたQuai des Bergues(ケ・デ・ベルク)を特注したいというコレクターからのリクエストに応えて、Czapek社が製作したユニークピースからのインスピレーションによるものです。

CzapekのCEOであるXavier de Roquemaurel(ザビエル・デ・ロックモーレル)は、次のように述べています。
「このユニークピースの出来栄えが驚くほど素晴らしかったので、そのアイデアをコンテンポラリーなデザインと、ボックス・サファイア・ガラスによるヴィンテージ感を兼ね備えたクロノグラフのラインで再現できないかと思いました。こうして2つのサーモン& ブルー・ダイアルの”Chinook”と”Sockeye”が誕生しました。それからそれらのもつスポーティでバランスの取れたデザインを備えながらも独特のカラー・コンビネーションをもつ、この2モデルをさらに進化させた、サーモンとシルバーのコンビネーションの”Coho”と、サーモンにブルーの針とインデックスを備えた”King”が加わりました。」

Faubourg de Cracovie Chinook、Coho、SockeyeそしてKingは、Czapek社のパートナーであり、LeLocleに本拠を構えるMetalem(メタレム)社のクラフトマンにより製作されたハンドメイドのギョーシェ・ダイアルが特徴です。

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そのギョーシェは、CzapekのシグネチャーでありQuai des Berguesで採用されたRicochet(リコシェ)と呼ばれる「波の干渉」パターンがモチーフとなっています。

3時と9時位置のサブダイアルから発生する同心円が交差し、スクエアの浮き彫りのように仕上がっています。
Czapek DNAの重要な要素であるメインダイアルとサブダイアルは合金である「Alloy 401(55%のゴールド、残りの45%がプラチナ、パラジウム、シルバー)」製です。ほぼゴールドのようなニュアンスを持つユニークなサーモンカラーは、ガルバニック処理によるものです。その色彩は、ギョーシェ・パターンのエッジから生まれる影により独特な感覚をもたらせます。
41.5mmのスティール製ケースは、Quai desBerguesコレクションの個性的な「レヴォリューション」ケースを思い起こさせますが、このモデルの場合、リューズガードはクロノグラフのプッシャーとして機能します。

クロノグラフ・コレクションすべてのモデルと同様に、この新しい3モデルにも自社製キャリバーSXH3が搭載されています。コラムホイールを備えたクロノグラフ・ムーブメントはVaucher Fleurierで製作されました。シングルバレルで約65時間のパワーリザーブ、振動数は36,000 vphです。
ムーブメントには、リネアハンマーや垂直クラッチなど、最先端かつ高性能な機構が採用され、クロノグラフ針の完璧な始動を約束します。最後に、ダイアモンド・ブラスト仕上げ、アントラサイトのブリッジが、サファイア・クリスタルのケースバックを通して、コンテンポラリーでありながらスポーティという2つの要素を融合を⾒せています。
さりげない優雅さと強い個性を表現したこれらのモデルは、3⽉以降、¥ 3,900,000.-(税別予価)で発売が開始される予定です。
【技術仕様】

◆Faubourg de Cracovie Chinook(チヌーク)
ステンレススティール・ケース、ボンベ・シェイプのギョーシェ・ダイアル、スーパールミノーバの針、
5Hzのクロノグラフ・ムーブメント


【FUNCTIONS】
- 時・分表示
- スモールセコンド(6時位置)
- セミ・インスタンテニアスの日付表示(6時位置)
- クロノグラフ
- 30分積算カウンター(3時位置)
- 12時間積算カウンター(9時位置)

【CASE & BRACELET】
- ステンレススティール
- ケース径: 41.5 mm
- ケース厚: 11.5 mm(ガラスを含むと14.6 mm)
- 無反射加工「グラス・ボックス」型サファイア・クリスタル
- 内側に無反射加工がなされたサファイア・クリスタル製のケースバック
- 防水性: 5気圧防水(5 atm)
- アリゲーター・ストラップ
- スティール製のフォールディング・バックル

【MOVEMENT】
- キャリバーSXH3 : クロノグラフ機能搭載の自動巻きビスポーク・ムーブメント
- パワーリザーブ: 約65時間シングルバレル
- 振動数: 36,000 VpH (5Hz)
- 径: 30.0mm(13 ¼リーニュ)
- 厚: 6.95 mm
- クラッチ方式: 垂直クラッチ
- Czapekのロゴが入ったゴールド・ローター
- サンドブラスト、ダイアモンド・ポリッシュ仕上げ、アントラサイトのブリッジ

【DIAL】
- ゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナの合⾦、プレートに、手作業によるギョーシェガルバニック処理
- 1850年代のCzapek のギョーシェにヒントを得た「Ricochet(リコシェ)」ギョーシェ
- アプライド・インデックス(バーと12)にはスーパー・ルミノーバ